料理人、一度経験すると人生に箔が付きそうなイメージあります。
無駄になることが無いですからねえ。
ただ、料理人や調理師という仕事には向き不向きが結構あると思うんです。まず「調理」自体に向き不向きが結構あって、それを仕事とするんだからなおさら…みたいな。しかも、職場環境など調理師・料理人たちを取り巻く環境は決して良いとは言えません。
調理師・料理人、辞めたい…。
そんな気持ちに寄り添いながら、調理師・料理人の転職先を考えてみました!
調理師・料理人あるある! 辞めたい理由を見てみよう
だから辞めたい! 調理師・料理人あるある探検隊…! ザクッと見てみよう。
ガチな辞めたい理由編
- 調理師免許、役立たず
- 労働時間、長すぎる
- 休憩時間なさすぎる
- 体育会系ノリが嫌
- 殴る蹴る、暴力たくさんガラ悪い
料理・調理に関する免許にはいろいろな種類がありますよね。「製菓衛生士」「ふぐ調理師」とか専門的なものとか、あとはオールラウンダーの調理師免許。これ、正直誰でも取れるんですよねえ。
しかも、取らなくても働ける!
正直専門学校で調理を学ぶより、高卒で現場に入ったほうが良かったのでは? と後悔している人も多いです。
また、労働時間が長い割に休憩時間が無さすぎるのも不満のもと。賄いなんて「5分で食べろ!」とドーラおばさんみたいなことを言ってきますからね、先輩方は。
体育会系ノリもキツいし、失敗すると調理器具で叩かれることも。
正直な話、調理師とか料理人とかは「成功する人としない人」の差が激しいです。特に「料理人」という言い方をするなら、自分の店を持つ人がいれば一年経たず辞める人もいる。僕としては、覚悟して一生続けるか、すぐ辞めるかのどちらかがいいと思うんです。
調理師は老人ホームで働いたり病院調理師として働いたり、給食センターなども職場としてありますよね。
ただ、調理師も料理人も職場は違えど辞めたい理由は似ているから、結局は料理を仕事にするのをもうやめようという話になるケースがほとんどです。
料理の経験は私生活で活かして、異業種転職が吉。
…と、ガチな話はここまで!
ここからはちょっとライトなあるあるを箇条書きだけで紹介します。
- 挨拶が朝でも夜でも「おはよう」だ
- 和食だと、髪型アホほど厳しすぎ
- 社会の情報にすごく疎くなる
- 職場恋愛、斡旋する人がいる
- 私生活、無意味に盛箸買っちゃった
- 学歴コンプ激しすぎ
- どうしてだ、自炊しない人多すぎる
- 飲食店、辞めて給食センターへ
- 女性より男のほうが神経質
- 帰宅時に、髪の毛潰れて恥ずかしい
- カレンダー、赤い色は恐怖だわ
自分は料理人に向いてないかも? 適性チェック
- マルチタスクが苦手な人
- 向上心が無い人
- 給料と労働時間にこだわりがある人
料理人に向いてない人の特徴、この三つに尽きます。
まず、調理師にも料理人にも言えることが「マルチタスクが苦手な人は無理」ということです。調理というのは作業の同時並行が当たり前だから、適格なタイミングで適格なタスク処理ができないと詰みます。
頭の切り替えが得意な人は、どんな調理も手順を学べばこなせるでしょう。
逆に頭の切り替えが苦手な人は、どんな調理も手順を学んだとしても卒なくこなすことは難しいです。
しかも、調理現場というのは必要最低限の人数だけで回すことが多く、作業を細分化して専門化することができません。「お前は包丁仕事、俺は揚げ物、あなたは焼き物」というのは無理なんですよ。
また、お店によれば調理をしながら注文を取らないといけないこともあります。僕がよく行く立ち飲み屋さんは、調理とホールを二人だけで回しているんですよねえ。大変そうだ。
次に、これは給食や老人ホームなどで働く調理師よりも、「料理人」と呼ばれる人に言えることなんですが…。
向上心・探求心・研究心が無いと、絶対に続かないんです。
夢とも言えます。
「自分の店を持ちたい!」という夢、「この料理を突き詰めたい」という探求心と研究心。料理人に大事なのは、自分の腕と感性を磨き上げ続けることです。そのためには、日夜勉強し続けなければなりません。
それが出来ない料理人は、一生下働きです。
最後に、「給料はこれくらい欲しい!」「私生活を重視したい!」というこだわりがある人にも向いていません。調理師も料理人も給料は低いし、拘束時間が長いから私生活を大事にするのも無理だし…。
「自分は向いてない人の特徴に当てはまる」と思ったら、転職を辞めたほうがいいと思います。
調理師の仕事は辛いし、料理人も大変だしね…。
調理師の職場、ホワイト企業はあるのか?
料理は仕事じゃなく、仕事は異業種が吉。
個人的にはそう思っています。
ただ、調理師の仕事自体というよりも、自分が働いているところが劣悪な労働環境だから辞めたいという人も多いはず。ホワイト企業に転職するだけで解決する辞めたい理由も確かに多く、調理師や料理人にとってホワイト企業への転職はかなり重要なテーマなのかもしれません。
例えば、求人の「営業時間」と「交代制」に注目してみてください。
店の営業時間が10時間とかだと、交代することなくオープン・クローズ込みで11~12時間程度拘束されることがあります。12時間を超えると2交代制という店もたくさん出てきて、24時間営業だと3交代制になる傾向があるんです。
営業時間が中途半端に長いのが、一番ダメ。
それなら営業時間が長いところに突き抜けたほうが、結果的に労働時間が短くなります。
その分、交代制だから勤務時間がシフトによって変わることがあるので注意です。
転職エージェントを使ったり、自分で調べたりして、労働時間のバランスを取りましょう。
転職エージェントなら、調理師のホワイト企業な職場を最初から紹介してくれますしね。
飲食店を辞めたあと、どういう仕事に就いてる?
飲食店を辞めたあと、調理師・料理人が転職先に選びたがるのは、この仕事だ!
- 優良な飲食店
- 給食の仕事
- 営業職
- 人材サービス
- 教育サービス
- 各種サービス業
- 不動産の仕事
- 冠婚葬祭の仕事
まずは、優良な飲食店!
なんだかんだと調理の仕事を続けようとするわけです。経験がある仕事をしながら、今の悩みを解決できるんだったら、そりゃあ誰だってそうしますよね。
逆に、飲食店で疲れた人は給食関係に行くというのも、あるあるですねえ。
営業職を選ぶことが多いのは、給料と労働時間のバランスを取るためだと思います。ホワイト企業に転職することができれば残業時間は短くなるし、給料も今より高くなる。しかも、調理現場で培ったコミュ力も活かせます。
コミュ力以外にも、何気にね、料理人は営業向きなんですよ。
調理現場は「空気を読む」「相手の意図をくみ取る」ことが重要だから、その感覚が鍛えられます。営業職にも必要な感覚で、この感覚を持っている人の営業活動は見ていて気持ちがいいですよ。
かなり契約取ってきますからね。
他には、人材サービス・教育サービス・サービス業を選ぶ人も多い。
意外なのは不動産とか冠婚葬祭とかですね。料理人に向いてない人はダメですが、向上心がある元料理人は不動産営業をしてガンガン稼ごうとするんだと思います。
興味がある方は挑戦してみてもいいかもしれません。
個人的にオススメなのは、営業職と各種サービス関係!
転職エージェントを使ってホワイト企業を選ぶことも大事です。
あなたは、どんな仕事に転職したら今の辛い現状を変えられると思いますか? 料理人や調理師としてホワイト企業に転職するだけでOK? それとも違う仕事?
その答えが、仕事を辞めたあとのあなたを突き動かす原動力になりますよ。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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