半年くらいで仕事を辞めたいなあと考える人は多いです。
逆に「入社3ヶ月あたりは辞めたかったけど、半年経ったらそうでもない」という人も多い。
入社半年というのは、今抱えている悩みの本質が見えてくる時期なんじゃないでしょうか。
「自分は本当に今の仕事(or会社)を辞めて転職するべきなのか?できるのか?」
それを判断するのに、入社半年というのは最適な時期です。
転職を成功させるためにどう考え、どう立ち回ればいいのか、転職経験者の目線で解説していきたいと思います。
中途入社半年の人も新卒入社半年の人も、ぜひ参考にしてみて下さい!
入社半年で仕事を辞めることにはポジティブな側面もある
入社して半年くらいというのは辞めるタイミングとして「ネガティブ」に捉える人は多いし、そういうリスクばかり語る記事が世の中にはとても多い。
ただ、リスクなんていうものは転職を考えている本人が一番承知していることです。
それなら僕は、「辞めるなら早いほうがいい」と、入社半年での転職をポジティブに考えてみたいと思います。
「若いうちに色んな仕事・会社を経験できる」
新卒で入社して5ヶ月~6ヶ月で転職をする場合、若いうちに2社目を経験できることになります。会社は社会の一部だけど、社会は会社だけじゃないですよね。ただ、ひとつの会社や仕事に縛られると、その当たり前を見失いそうになります。
2社目を早々に経験することによって、様々な社会をその目で見ることができるんです。それは、とても魅力的な経験。自分自身という人間を、より魅力ある人にしてくれることなんですよ。
「働き方に固執しなくなる可能性が高い」
僕が見届けてきた転職者の話や僕自身の体験を鑑みると、早期退職をした人は働き方に対する執着が無くなる、もしくは弱くなる傾向にあるように思います。世間では「大学を出て正社員として働き続けるのが当たり前」と語られていますが、考えてみれば世の中にはたくさんの働き方があるわけです。
敢えてアルバイトとして働くことで自由な時間を得て、好きなだけ稼ぐ道を選ぶことができる。フリーランスとして独立する道もある。派遣社員や契約社員という働き方もあるし、世の中正社員だけではない。
働き方に固執しなくなれば、人生の選択肢は大幅に広がります。
たくさんの選択肢の中から、本当に自分のためになる生き方・働き方を見つけることも可能です。
入社半年で辞めるのは、1年我慢するのと大差ない
ポジティブに考えてみると、入社半年で辞めるのは案外悪いことじゃないということがわかります。
ただ、実際入社半年で転職なんてできるのかどうか、不利じゃないのかというところが気になりますよね。
不利じゃない、と言えば嘘になる。
ただ、入社1年で辞めるのと大差ない。
中には「1年待とう」と考える人もいると思います。「1年未満で辞める」というのは、なんとなくヤバそうだから。「少なくとも1年以上は続けた」という、一種の免罪符が欲しいんです。
でも、それは自己満足に過ぎないと思います。
会社は1年以上も半年近くも、同じように見ています。「この人は早々に辞めた人なんだな」と、1年続けてもそれだけです。世の中では「3年以上続けたという事実」だけが、免罪符として役に立ちます。
それ未満は似たようなものです。
むしろ「辞めたいなあ」と思いながら我慢して時間を無駄にしたという、リスクを背負うことになります。
それならもう、早く見切りをつけて転職してしまったほうがいいんじゃないでしょうか。
辞めるべきかをしっかり見極めることが大切
半年で仕事を辞めること自体は何も悪いことではありません。ただ、辞めるべき人と辞めるべきでない人がいることは確かです。何も考えずに転職成功できるほど、甘くはないですからね。
最初に質問!
「辞めたい理由は説明できますか?」
辞めたい辞めたいと言う割には、理由の説明となると全くダメという人もいるんです。明確な理由もないのに愚痴だけは達者で、そこから何も見えてこない。そういう人は、転職をしてもまた辞めたいと愚痴を言うだけです。
僕が「辞めてもいいよ」と太鼓判を押すのは、この質問に「YES!」と親指を立てながら自信ありげに答えられる人だけです。
でも、理由はどんなものでもいいんです。
例えば、「仕事ができない」というのも立派な理由です。「仕事ができない」=「会社の教育が悪い」「仕事が向いてない」と突き詰めて考えて、次の職場選びに活かせるようにすることが大切なんです。
また、早期転職の場合は「その気持ちが一過性のものかどうか」を見極めることも大切。長い間仕事を続けて「辞めたいなあ」と思う場合、その気持ちは十中八九本物。だけど、半年近くの場合はそうとも言えない。
ただ、冒頭で少し触れたように、半年付近は辞めたい気持ちが燃え上がる人と落ち着く人とがいて比較的判断しやすいです。「明確な理由があって、現状ではそれを改善することはできない場合」は十中八九本物の気持ちと言えるでしょう。
転職理由が説明できるほど明確で、それを改善する手立てがないなら、早めに転職活動を始めておきましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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