ある日、友人が「仕事が辛い」「辞めたい気持ちが強い」というような相談をしてきました。
僕が転職したことを知っているからか、結構こういう相談をしてくる友人が多いです。
そのときには、決まってこう言います。
「辞めたいと思うなら、さっさと転職しちゃいなよ」
辞めたいとグチグチ言うくらいなら、いっそのこと辞めてしまえばいい。嫌々仕事してて何かいいことがあるか、と僕から友人に問うこともあります。
「んー。でも、急に辞めたら会社に迷惑かけちゃうし、次の仕事も見つかるかわからないし…」
友人たちは決まってこういうことを言います。
職場への迷惑を考えて躊躇したり、次の仕事が見つからないのではないかという不安から躊躇したり、転職というリスクを背負うのが嫌だったりするのは、わからないではないです。
それでも、僕は友人にも、皆さんにも「辞めたいなら転職をしよう」と勧めます。
仕事のことより、自分の人生
会社に迷惑がかかるから辞められない。雇ってもらった恩義があるから辞められない。
こういった話を、友人や知人からよく聞きます。新卒で就活戦争を戦い、いくつもの落選通知の末に内定を得たとなれば、恩義を感じるでしょう。
でも、僕はこう思います。
職場のために自分の人生を犠牲にするのは、損。
今自分を苦しめているもののために、自分の命を使うのはアホらしくないですか?
自分のためを思ってくれている彼女や家族のために命を使うならまだしも、自分の努力を評価せず無理に働かせ続ける会社のために命を使うなんて、もったいないです。
職場に迷惑がかかる、恩義があると考えるのは立派なことだと思います。
ただ、会社への恩義が…という時代ではありません。
終身雇用が一般的だった時代はそうかもしれませんが、今はそうじゃない。
恩を感じる必要はなく、仮に恩があったとしても今苦しんでいる時点でもうその恩は返しきっています。
「自分の人生や命を大切にしよう」と思ったら、転職という選択肢がとても輝いて見えてくるんじゃないでしょうか。
というわけで、僕が転職を勧める最たる理由は「一度きりの人生だから、会社のためでなく自分のために働くべき」だと思ってるからなんですが、それが茨の道だったら、相談されるたびに転職を勧めたりなんかしません。
転職は決して茨の道ではないんです。
一度就活を終えた人なら、屁でもないでしょう。就活のほうが何倍も大変ですよ。
働きながらでもできます。
今は「転職エージェント」という便利なツールがあるので、うまく使えばほとんどの面倒事や心配事をクリアできてしまいます。
転職エージェントの詳細はこの記事で語っています↓
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年齢で悩む必要もないと思います。
若くて自信がない人もいると思いますが、20代は転職しやすいです。前の職場に染まりきっていない、この職場に馴染みやすい、新しいことも覚えやすいという理由で積極的に採用している企業が多いです。
30代~40代なら即戦力を期待して優遇されることも考えられますし、社会経験を積んでいるという事実だけで採用が有利になることもあります。
自分は自分のために
小学生のとき、「All for One,One for All」という言葉を担任から教えてもらったことがあります。
みんなは一人のために、一人はみんなのために。
当時は目から鱗で、すごくいい言葉だなと思っていました。
でも、今は違います。
自分は自分のために生きるべきです。
皆が自分の幸福追求のために動く社会になれば、日本はもっと生きやすい国になるのになあと常々思っています。
というか、みんなのためとか無理ですよ。
人は自分と、誰かもう1人か2人の人生くらいしか背負えないものです。そんなに人の背中は大きくありませんよね。
仕事を辞めたいと思いながら嫌々働くくらいなら辞めてやればいいんです。
嫌々働いても自分のためになりません。
会社のためにもならないでしょう。
自分よりもっと会社のためを思ってくれる人材がいるはずです。会社に尽くすのは、何も自分じゃなくたっていい。
僕は僕のために、あなたはあなたのために生きましょう。
最後に…
もし、転職の可能性が1%でもあるなら、どんな形でもいいので早め早めに動き出しておいたほうがいいですよ!
転職活動は始めるだけタダ。「あの時、行動を起こしておけばよかった」と後悔しないようにしてほしいと思います。
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