ライターの仕事は辛いことが多いですよね。

僕の友人にフリーライターをしている人がいます。彼もたまに「ライターの仕事を辞めたい」とこぼすことがあります。だけど彼はこうも言います。「ライターを辞めて後悔が無いようにじっくりと考えるべきだ」と。

今回は、「ライターを辞めずに悩みを解決する方法」や「ライターを辞めるべきかを判断する方法」、「転職先(就職先)の候補」などを掘り下げて行きたいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

ライターの悩みあるある17個

  • 股関節が硬くなる
  • 疑問が次々に沸くからリサーチが終わらなくなる
  • 肩こりが当たり前過ぎて「肩がこってる」と認識すらしなくなる
  • 語尾に悩んでたら時間が経つ
  • 文章術が人によって違うから何が正解かがわからなくなる
  • 仕事以外で文章を読み書きするのが億劫になる
  • 「ライターしてます」と言っても伝わらない
  • 締め切りに追われ続けるのがキツイ
  • 稼げない
  • これ以上成長できないのではないかという不安感
  • 技術を磨いてもセンスがないことを実感して落ち込む
  • 興味のない記事を書き続けるのが苦痛
  • たまに書けなくなることがある
  • モチベーション管理が難しい
  • そもそも書くことが苦痛
  • 会社に大きな問題がある
  • フリーライターは収入が不安定

SNSなどのネットの意見と、フリーライターをしている友人の意見とを組み合わせてみました。こうして見てみると、軽いあるあるネタから重い悩みまでさまざまですよね。フリーランスも正社員もこういった悩みを多数抱えているのだと思います。

次章では、そんな悩みの中で「ライターを続けながら解消できる悩み」をピックアップして、対処法を紹介しましょう。

ライターを続けながら悩みを解消する方法

1.伸び悩んでいるなら、フィードバックを積極的に貰おう。

文章を上達させるにはフィードバックが大切です。

自分の書いた文章の粗に自分自身で気付くのは難しいですからね。

だから、人の意見を求めることで自分の文章の直すべきところを知ることが大切なんです。

正社員ライターの場合は編集や上司などに積極的に意見を求めましょう。その際「今よりもっと良い記事が書けるようになりたい」と熱意を伝えると効果的です。編集者や上司にとってもクオリティが上がるのは嬉しいことでしょうから。

フリーライターの場合は、しっかりとしたフィードバックをくれるクライアントを選ぶことが大切です。

フィードバックを貰って、それを積極的に執筆に反映させていきましょう。

2.稼げないなら効率化を図ろう

フリーライターでも正社員ライターでも、「クオリティの高い記事をたくさん書ける人」は重宝されますよね。効率化を図ることでフリーランスなら記事数を増やすことができ、正社員なら昇給を狙えるようになるのではないでしょうか。

ライターの仕事を効率化する方法はたくさんあります。

たとえば、「考えながら書かない」ということです。

執筆する前にしっかりとリサーチして、その内容をまとめ、コンテンツを考えておいてください。

そして、考えたコンテンツの優先順位や採用可否などを決めて、構成を作ります。構成を決めた後も「この項目で一番伝えたいのは何か」くらいは定めておいてください。

こうすることで書くときには「何をどのように書けばいいか」がわかっている状態になるため、書く時間を短縮できます。

3.書けなくなったときは気分を変えよう

日々文章を書き続けていると、書けなくなることがありますよね。

理由はさまざまでしょう。疲れが原因のケースもあれば、精神的ストレスが原因のケースもあると思います。

いずれにしても気分転換が必要です。

なるべく長い休みを取って自分の好きなことを思う存分楽しみましょう! 仕事のことは忘れてください。家で仕事をしているフリーライターならどこかに泊まるのもアリです。家にいると仕事のことを考えてしまいますからね。

とにかくリフレッシュしてからもう一度、新鮮な気持ちで文章と向き合いましょう。

正社員ライターの場合、会社に問題があるようなら他社に転職しよう

給料が安すぎたり残業が多すぎたりハラスメントがあったり…。

会社に問題を抱えている正社員ライターもいるでしょう。その場合、他の出版社や編集プロダクション、制作会社などに転職することで悩みが解決する可能性があります。

まずは、自分が会社のどこに不満を抱いているのかを分析してみてください。それを解消できる転職先を探すことになります。

続いてどの媒体でどんな記事を書きたいのかを自己分析しましょう。

以上の分析を行うと転職先候補の会社がある程度絞られてきます。

絞られた中から「給料が高い求人」「残業時間が短い会社の求人」など、現状の不満を解消できる求人を選びましょう。

給料は自分の実力と平均年収を基準にして希望を決めるといいですよ。

マイナビ転職の『【全311職種】2019年版職種別モデル年収平均ランキング』によれば、コピーライターは553万円、テクニカルライターは490万円、記者・ライターは463万円が平均年収だとのことです。

残業時間は自分なりに「どれくらいなら許容できるのか」を考えて、そこを参考にしてみてください。年収と天秤にかけるのもありです。

悩みを解消できる求人選びには、転職エージェントを使うことをオススメします。

転職エージェントは求人先企業の調査を行っているんです。そのため、「こういう求人が欲しい」と言えば可能な限り希望に沿った求人を紹介してくれますよ。

【実録】ライターを辞めるべきかを決める方法

これを使えるのはフリーライターだけですが、辞めるべきか判断する方法を紹介します。

これは、僕の友人フリーライターA君が実際に行っている方法です。

彼がライターを本当に辞めるべきなのかを判断するときには、必ず休みを取ります。

可能な限り長めの休みを取り、文章を書かないようにするんです。

そして、休みが終わるまでに「書きたい!」と切実に思わなくなったらライターを辞めるべきだと判断するんですよ。

僕はこの方法がとても理にかなった方法のように感じます。

人は行動を制限されたとき、それが自分のやりたいことだった場合は反発しますよね。

だから、文章を書くという行動をひたすら制限しても書きたいと思わないのなら、それはあなたの心のなかに書きたい気持ちが全く無いということではないでしょうか。

ライターというのは文章を書く技術職です。常に向上心を持って技術探求をしないと生きていけません。

だから、文章から逃げて、逃げ続けて、その果てに「書きたい」と思えなかったらライターを辞めるべきではないでしょうか。

ライターの経験や能力を活かせる仕事に転職することをオススメします。

【異職種に転職】ライターの経験と能力を活かせる転職先候補

1.一般事務

一般事務はライターのコツコツ黙々と働くことへの耐性を活かせます。

「特別なことじゃないのでは?」と思うかもしれませんが、事務職の退職理由には「コツコツ働くのが苦手」ということを挙げる人もいるんです。この耐性は一つの才能ですよ。

そして、ライター経験者はタイピングに慣れているはずです。その上「伝わりやすい書き方」が身についていますよね。これは一般事務の仕事であるデータ入力や書類作成にとても役立つ能力です。

以上のことからライター経験者は一般事務に向いています。

2.営業職

営業はライターの分析能力と需要の掘り起こし力を活かせる仕事です。

営業の仕事は「商品ターゲットの傾向を分析して」「顧客の需要を引き出す」ことから始まります。次に顧客の需要にぴったりな商品を探して提案するんです。

一方、ライターの仕事は読者の傾向分析、読者の需要の掘り起こし、そして読者の需要に合うコンテンツを見出すこと。

意外と共通点が多いんですよ。

そのため、営業はライターの能力を活かせる転職先のひとつだと言えるのではないでしょうか。

3.企画職

ライターの構成を考える部分と企画の仕事とは似ています。

企画の仕事はターゲットの傾向分析と、ターゲットの需要に合いそうな商品・サービス・イベントなどを考えることですから。ライターがコンテンツや構成を考えるときに行っている「ターゲットの分析」や「需要の掘り起こし」と同じなんです。

そして何よりも、ライターは上手な企画書を作れる能力を持っている可能性が高いんですよ。

企画書は「ターゲットに伝わりやすい文章を書く」ことを求められます。企画書のターゲットとは企画決定権を握るお偉いさんたちです。彼らが何を求めているのかを分析して、彼らの需要に合うコンテンツを企画書に盛り込めなければ企画は通りません。

だから、ライターの転職先として企画職も選択肢に入るのではないでしょうか。