大胆に、息を抜け。

仕事に行き詰ってしまって、何をしてもうまくいかないときってありますよね。そんなときには、どうしていいのかすらわからなくなります。

漠然としたイライラと不安が付きまとって、仕事も億劫になる。どれだけ好きな仕事をしていても、行き詰ればやる気になれません。

そんなとき、大切なのは息抜きだ!

よーうし、思い切り息を抜いてやりましょう。

それはもう大胆に、思い切り、世界に羽ばたく勢いで息抜きをするんです。どうやるんだって?

ワーキングホリデーに行くんです。

ワーキングホリデーって?

ワーキングホリデーは、18歳から30歳の青年を対象として二カ国・地域間の取り決めに基づいて、各々が相手国や地域の青年に対して、休暇目的の入国滞在と、滞在期間中の滞在資金・旅行資金を補うための就労を認めるという制度です。

簡単に言うと、こういう感じ。

「お前の国民を俺の国で休ませてやる代わりに、俺の国民もお前の国で休ませてくれよな。異文化交流しようぜ!」

また、滞在期間中の資金を補うための就労を認めるというのはアルバイト程度のものです。

ガッツリ仕事をして滞在費以上を稼ぐというのは、想定されていません。外務省的には「ちょいちょい、それちゃうやろ」という感じです。

総合すると、一定期間海外で休暇を過ごしつつも、働くことによって滞在費用節約ができる制度ということですね。

どうやったら行けるの?

ワーキング・ホリデー査証発給要件というものを満たして、ワーキングホリデービザを取得すればワーキングホリデーに行くことができます。

ワーキングホリデー査証発給要件というのは、このような条件です。

  • 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
  • 一定期間、相手国・地域で休暇を過ごすつもりであること。
  • 査証申請をするとき、年齢が18歳以上30歳以下であること。
  • 子供やパートナーを同伴させないこと。
  • 有効なパスポートと帰りの切符、または切符を買うための資金があること。
  • 滞在期間、生計を維持するための資金を持っていること。
  • 健康体であること。
  • 以前、ワーキングホリデー査証を発給されたことがないこと。

「ワーキングホリデーは現地で稼げるから、資金要らないんだ!」と思ったら、大間違いなので気をつけましょう。

少なくとも生計維持と帰りの切符代は持っておかないと、渡航できませんよ。休暇であって、就労に行くわけではありませんからね。

ワーキングホリデービザの申請方法は、国によって変わります。

国によっては複雑な部分もありますが、反対に簡単な国もありますよ。オーストラリアなんか、オンラインで申請できちゃうんです。それぞれ行きたい国のことを調べて、ワーキングホリデービザの申請をしましょう。

「そもそも、どの国に行けるの?」

ワーキングホリデーに関する取り決めなどは、外務省のサイトに載っています。

どの国に行くことができるのか、就労についてどんな注意事項があるのかなど詳しく書かれているので、興味がある人は一度目を通しておいてくださいね。

期間は?

1日から1年間までワーキングホリデーに行くことができますが、就労を前提とするなら1年間マックスで申請した方が良いでしょう。

休暇を楽しむだけなら半年以下でも良いですが、仕事をするなら半年以下だと雇い先が見つかりません。

だって、半年経たず帰国する人を雇いたいと思う人なんて、稀でしょうから。

海外で働いてみたい人は、1年間で申請してください。

少なくとも、半年は滞在してみて欲しいというのが僕個人の意見です。

ただ、3ヶ月以上滞在するのであれば在留届を提出する義務があるので気をつけましょう。

日本大使館まで行かなければならないので面倒ではありますが、実際の手続きは五分程度で終わります。義務なので、しっかり行いましょう。

ワーキングホリデーに行った友人の話

僕が実際に行ったわけではありませんが、僕の友人が実際にワーキングホリデーに行っていました。

彼もまた仕事に行き詰っていた社会人のひとりで、仕事を辞めてワーキングホリデーに行ったんです。渡航先はカナダ。

長い間悩んで末での、決断でした。

「一度違う文化と価値観に触れてくる」と言い残して、半年間カナダへ行ったんですよ。これまで忙殺されているうちに知らず知らず貯まっていたお金を使って…。

渡航先では、色々あったようですよ。友人は詳しくは語らないんですが、帰国後の彼の姿を見ていると、素晴らしい経験も厳しい経験もたくさんしてきたんだということを実感します。

僕が知る彼というのは、優柔不断で「何をすべきか」わかっているのに「他人の意見」を前にして尻込みするところがありました。自分の意見に耳を貸さないというか、ある意味で社畜精神がある奴だったんですよね。

そのせいで疲れてしまい、仕事に行き詰っていたようです。

帰国後の彼は、自分のことを自分で決めています。仕事も率先して自分から「何をすべきか」を理解して動くことができ、前よりも楽しそうです。

自分の考えが認められたり、自分の考えで動いた結果成功したりと、仕事のやりがいも感じています。

劇的ビフォーアフターですよ。

海外旅行くらいで人は変わらないと言いますが、海外「滞在」ともなると人は変わることもあるんですね。半年間、海外で息抜きしながら生き抜いて、違う価値観を持つ人たちと触れて、彼の中の世界は広がったんでしょう。

その結果、「変わらなければ」と強く感じ、行動で結果を示したんです。

ただし、ワーキングホリデーは結局のところ休暇。「語学学習」や「スキルアップ」のためを考えて行くことは、あまりオススメできません。

心身ともに海外でリフレッシュしてこそのワーキングホリデーであって、だからこそ仕事の行き詰まり解消になるんです。

だから、行く前から「自分を変えるぞ!」と意気込まないほうがいいでしょう。

長い休暇を楽しみながら異文化交流する感覚で、気楽に、行ってらっしゃい!