WEBディレクターを辞めたい? それならキャリアプランを練り直すことだ。

WEBの仕事、特にディレクターともなるとものすごく忙しいですよね。「忙しすぎる問題」とか「案件大杉太郎」とか、色々な問題があると思います。そんな人に一度考えてみて欲しいのが、WEBディレクターから転職してよかったと思えるかどうか。

そして、どんな転職先なら自分を活かせるのか…。

転職経験者の僕なりに、転職先の考え方や注意点を分析してみたいと思います。

WEBディレクターを辞めて解消される不満、ストレスは何だろう

WEBディレクターを辞めたいと思っている人が、「辞めるべきかどうか」を判断するときに考えてみて欲しいのが「いざ仕事を辞めたとき、WEBディレクターを辞めてよかったと言える理由がどれだけあるのか」ということです。

  • 残業地獄が無くなること
  • 心に余裕が生まれた
  • 休みが増えた

知り合いWEBディレクターに「もし、辞めたとして、辞めてよかったと思えそうなことありますか?」と聞いてみたところ、上記三つの意見が出ました。

WEBディレクターは、たいてい莫大な案件を抱えることになります。そもそもディレクターの数自体が職場には少ないということもあり、案件を数十件抱えることはザラにあるんですよね。

仕事に追われる日々から残業が続き、心の余裕も失われます。

残業ばかりだと生活習慣も規則正しい…とはならず、遅く寝て早く起きるチグハグな生活習慣になってしまうんですよねえ。僕はWEBの仕事をしたことがありませんが、残業が多い会社に勤めていた頃はそうだった。

毎日バタバタのドッタンバッタン大騒ぎで、仕事が終わったら抜け殻。「明日の仕事は少し楽だぞー」と思うこともなく、実際少しも楽なことなどなく…。

僕の知り合いも、似たような経験をしているみたいです。

ディレクターとして管理監督しなければならないからと言って、休みを削ることも多いですしねえ。よく下流工程にいる人たちの悲哀が語られて「デスマーチ」とか言われる、IT・WEB関係の業界ですが、上流も上流で苦労するわけだ。

ちなみに、そういう状況なのにどうして知人が仕事を続けているのかは…。

「WEBの仕事は好きだから」

そう語っているものの、それが本心かどうかは…。

謎。毎日辛そうだし。

WEBディレクターがキャリアを活かしながら、不満を解消できる転職先は?

WEBディレクターの悩みの種となっているのは、もとをただせば「案件が多い」「忙しい」ということになります。あまりに忙しすぎるため残業が多く休みが少なく、心に余裕が消えてしまうわけです。その割には給料がよくないということも、悩みの種になるでしょう。

ただ、仕事の忙しさが解消すれば今よりかなり幸せなのでは?

そう考えたとき、今のキャリアを活かしてWEBディレクターから転職する道はこれだけあるんです。

  • WEB事業会社に転職し、自社サービスの仕事をする
  • WEB事業会社ではない企業に転職して、WEB担当者になる
  • 地方で独立する

WEBディレクターが首が回らないくらい忙しいのは、制作会社のせいだと思うんですよねえ。制作会社は、他所からどんどん案件を受注して納品することで利益を上げます。どんどん利益を上げなければという使命があり、そのために案件数がえげつないことになるわけです。

じゃあ、自社サービスの企画管理などの仕事をすればどうでしょうか。

同じWEBの仕事だとしても、自社サービスの仕事だから案件数が少なく残業も休日出勤もなかなかありません。その分「納品してはい終わり」というわけではなく、長期的に自社サイトやサービスを育てていくことになりますけどね。

WEBの仕事が好きな方なら、それも楽しいと感じるかもしれません。

まあ、ディレクターとはちょっと違うかもしれないけど。

また、WEB事業をしていない会社だとしても、自社サイトなどを自前で作り保守運営している企業もあります。制作はもう済んでいると思うので、仕事のほとんどは保守と運営・更新になるでしょう。

最近はWEB担当者をしっかり配置する企業も増えていますし、話題の「企業Twitter中の人」になることもあるかもしれません。そう考えると、面白い転職先だと思うんですよ。

最後の、地方で独立するというのは…。

WEB事業者のほとんどいない地方の街で、その街のメディアを作るなどして独立するということです。近年地域メディアが結構熱くて、いろいろなメディアが出来ています。その多くがフリーランスが制作運営しているわけですよ。

ディレクションだけじゃなくて、制作スキルも必須になりますが、興味があれば挑戦してみるのもアリでは?

制作サイド以外にも、転職先がある

WEBディレクターのキャリアをそのまま活かそうと考えたとき、僕は制作サイドの仕事ばかりを紹介してきました。ただ、制作サイド以外にもWEBディレクターの経験と知識を間接的に活かせる仕事があります。

それが、WEB制作会社の営業職。

営業なんてさ、よく「現場のことを知らない」とか「無茶言うなよ現場知らんのに」とか言われるじゃないですか。僕も、制作サイドの知識が無いからSEたちに苦言を呈されることがあります。

ただ、制作サイドから営業に転職すると、制作の実情を知っているために仕事がスムーズに進むんです。

たとえば、顧客が求めているものがどんなものかを把握しやすいし、制作サイドに仕事を頼むときに詳細を伝えやすい。経験のない営業だと、その詳細がなかなか伝えられず現場が混乱することがあります。

それが無いだけで、ものすごくありがたい。

制作がスムーズに進むということは、それだけ案件の数を増やせるということ。営業がそのスムーズさを生み出すことができるとなれば、会社からとても重宝されるでしょう。給料は、下手にディレクターを続けるよりもアップするはずです。

そう…!

残業地獄から抜け出し休日を楽しむことができるだけじゃなく、待遇まで上がるんだ。

「制作の仕事が辛い」という人には、オススメしますよ。

残業地獄の回避は、職場選びが肝心

営業になると残業地獄から抜け出せるとか、自社サービスの仕事は比較的残業が少ないとか語ってきました。

しかし、実際には「職場によって違う」んだ! 確かに全体的にそういう傾向はあるけど、中にはクソ忙しいWEB事業会社もあるし、クソ忙しい営業職もいる。そこらへんはもう、求人選びにかかっているんです。

ここを間違えるとすべてパー…! 水泡に帰してしまいます。

間違えないために、転職エージェントを頼りましょう。

なんだよ人だよりかよーと思うかもしれませんが、「裁判は弁護士に」「労働紛争は労基署に」頼るじゃないですか。失敗しないためには、専門家・プロに頼るのが一番! 転職の専門家・プロが、転職エージェントなんだ。

WEBディレクターから転職するとき、大切な考え方は「キャリアをどのように活かすか」ということ。直接活かすのか、間接的に活かすのか? 不満点解消は職場選び、エージェントに任せようぜ。

WEBディレクターを辞めたいと嘆くそこのあなた! キャリアプランを練り直せ。

今が、そのときだ…!