不動産営業は、修羅やでえ。

超、キツイ仕事だと思います。新卒入社1年目に辞めたいと言って本当に転職する人が多い業界だし、数々の仕事を渡り歩いた人の中にも「不動産営業だけは二度とごめんだ!」という人が結構いますし。向いている人はいいけど、そうじゃないなら地獄でしょう。

売り上げを出せば稼げるが、売り上げを出せないと厳しい業界です。辛いところはたくさんあります。

不動産営業を入社1年目で辞めた人は、実際どんなところを理由に辞めたんでしょうか? 辞めた後はどうしたらいいんだろう…。

そういう「気になる!」を紹介しましょう。

数字こそが人格なのだ!

営業職は、どこの業界も数字を出せる人がチヤホヤされます。ただ、不動産業界はそれが顕著です。数字こそが人格なのだと言わんばかりに、数字を取れない人の人格を否定することもします。数字を出した人をたたえるだけでいいだろうに、その逆もするんだから辛い。

ただ、不動産は高い買い物だから顧客自身も知識を付けてきます。今はネット上でたくさんの情報を拾える時代だから、たくさん勉強して不動産営業の知識に対抗してくるんです。

特に新卒入社1年目から数字をあげるなんて、まず無理。新卒1年目よりも、顧客の方が知識量が上のことが多いですからねえ。

それなのに、2・3ヶ月の研修を経てすぐ実戦投入されることもあります。数字を出せるようになるまで人格否定の洗脳教育は続くから、精神的に辛く、新卒入社1年目のうちが一番大変なのかもしれませんね。

その分、慣れて要領よく売れるようになると年収1000万円以上も可能な業界。

ハイリスク・ハイリターンとはこのことだなあ。

残業が多い、休日が少ない

不動産業界は、労働時間が長いことで有名です。朝の9時から働いて、終電近くまで働くことが常態化している傾向があります。みんな、寝食を削って稼いでいるわけですねえ。慣れた要領の良い営業マンはコンスタントに数字をあげて、早めに帰る人もいるけど…新人のうちは難しい。

特に、1年目は研修・先輩に付いて勉強・数字が出ないための数をこなす営業などによって、早く帰るのは絶望的です。

さらに、休日が少ないときたのだから大変! 新卒1年目から不動産営業を辞めたいという人の多くは、このプライベートの少なさが原因になっているのではないでしょうか。

雇用が安定しないから、向いていない人はどの道消える

不動産業界は離職率が高いんですが、それは自分から辞める人が多いという意味と、クビが多いという意味の両方を含んでいます。不動産業界は歩合制によりバンバン売ってジャリンジャリン稼ごうという風潮があり、典型的な成績至上主義なんです。

だから、向いていない人は数字を出せなくなって、自分から辞めなくても退職を余儀なくされてしまう可能性が高い!

僕が思うに、不動産業界は『辛くてもいいから人より稼ぎたい』『打たれ強い』『足が軽い』『自分本位な仕事が出来る』人に向いています。

「僕はその逆だわあ」と思う人には、向いていません。

向いていない人は、早めにケリをつけた方がいいと思います。新卒入社1年目から転職するというのは、ある意味英断かもしれませんよ?

もっと自分のペースで営業したいという人へ

不動産営業から転職しやすいのは、やはり営業職。だけど、一度辛い営業を経験すると「営業なんてなあ…」とマイナスイメージが付きまといがちです。そんな人にオススメなのが、法人ルート営業。

不動産営業は、言わば新規開拓営業ですよね。新規開拓営業は、どうしてもノルマがあるから自分のペースでゆったりと…とはいきません。ノルマ達成が遅れれば残業をしなきゃいけないし、辛い。

一方、法人ルート営業は既存顧客を回る仕事が主です。

メインになるのは商品の提案よりも、アフターフォローと「その後どうです?」みたいな訪問。訪問して関係を継続させること自体が、仕事なんですよ。何もそこで商品を売り込まずとも、関係が途絶えないようにすれば仕事をしていると言える。

何か需要がありそうなときには、商品を提案しますけどね。

だから、比較的自分のペースで仕事がしやすいです。決まっているルートを回る仕事だから、突然残業を強いられることも少ない傾向があります。

特に、メーカーの法人営業は残業が少なく休日が多いですよ。

不動産営業に疲れた第二新卒には、オススメ!

給料なんていい! 営業から離れたい!

とにもかくにも営業から離れたいのなら、事務職・人事・企画マーケティング職などが良いんじゃないでしょうか。

営業からの転職先に選ぶ人が多いのは、やはり事務ですねえ。「残業が多い」「ノルマ」「営業自体が辛い」などの営業職の悩みを解消するには、事務職は最適です。天国のように感じる人もいます。不動産営業からだと、それこそ地獄から天国に這い上がった気分になるでしょうね。

また、人事は営業のようにコミュニケーションを取る仕事を続けながら、営業以外の仕事をしてみたいという人にはオススメです。ただし、中小企業には人事部が無いことがあります。その場合、総務が人事を担当していることがあるので探してみると良いでしょう。

企画・マーケティング職は、情報収集力・分析力などに自信がある人にオススメ。アンテナを広く高く張り、色々なことに興味を示す人は目指してみてもいいと思います。

第二新卒の転職を成功させるコツ

新卒入社1年目の転職、第二新卒の転職活動を成功させるには転職エージェントに相談するのがベストだと僕としては考えています。転職エージェントは第二新卒のサポートに慣れているし、第二新卒ならではのアドバイスやサポートをしてくれますからね。

また、第二新卒を特別必要としている求人を紹介してくれます。

「こんな仕事がいい」「こんな職場がいい」という要望も、通りやすいです。

ただでさえ不動産営業の仕事で疲れているでしょうから、少しでも転職の苦労を軽減しましょう! 仕事しながら転職するのも、転職エージェントがあれば楽だし、退職後転職するにしても登録しておいて損をすることはありません。

不動産営業の仕事は、新入社員のうちが一番辛い!

だけど、向いていない人は続けたとしても切られてしまう可能性が高い。

これからの人生を有意義にするためにも、時間を大切に! 辞めるのなら、早く決断しましょう。