仕事の努力が報われないとき、むなしいですよね。

努力が必ず報われるものではないことなんてわかっているけど、それでも報われないのは辛いものです。報われない状態が長く続くと、疲れたり悲しくなったりやりきれなくなったりしますよねえ…。

そんな人に、そんな状況から脱した人の実話と報われない理由・対処法を語りたいと思います。

仕事の努力が報われない人は、案外多い? 僕の友人もそうだった…。

僕の大学時代からの友人「大堀くん(仮名)」の話です。

大堀くんは、人生においても仕事においても努力に努力を重ねる人間なんですよ。典型的な頑張り屋さんの人だったから、就職した後は人の何倍以上もの努力をしました。目の下にクマを携えて飲み会にやってくることも1度や2度ではありませんでしたね。

入社3ヶ月、自分ひとりで営業回りをするようになった。

3カ月間先輩に質問攻撃をし、先輩のお供をした営業先での出来事を分析し、いよいよの独り立ちです。ここから本番だと燃え滾る大堀くんでしたが、初月の成績は同僚九人の中で下から3番目だった。

努力が足りないのだ! と考えて営業所のエースにしつこいくらいに教えを乞い、巷で売られているビジネス書や啓発本なども読み漁った

それでも…1年目の年間通算契約数は同僚の中だけで比べても、下から数えた方が早いんですよね。

努力が報われないまま2年目に突入、2年目の半年になって途端に…大堀くんから元気が消えました。

「どれだけ頑張っても報われない…疲れた」とよく言っていたのを覚えています。このあたりに、大学同期飲み会は大堀くんの成績向上大作戦会議になりました。

大堀くんの話を全員で分析したところ、大堀くんの努力が報われない原因が判明。

努力の方向音痴…圧倒的ずれ!

彼は「成功者はどうしているか」ということしか、見ていませんでした。営業方法は各人の性格や能力などによって合う合わないが大きく、自分にとってどういう作戦が良いのかを考えないと成功しないことが多いです。

要は「自分自身に目を向けなかったため」に、努力が報われない状態になったということでした。

脱却するため、大堀くんは徹底的に自己分析を重ね、営業活動の改善点を見つけ、かたっぱしから改善していったんです。

おめでとう! 2年目の12月に、営業成績は同期の中でトップから3番目になりました。

努力が報われないのには必ず原因があります。それを解決すれば、努力は報われるんです!

仕事の努力が報われない理由は3つ! 試すべき解決策も見てみよう

仕事の努力が報われない理由は、大きく分けて3つあります。僕の友人の話には努力の方向音痴ということが出てきたけど、他にもまだ2つあるんです。それらの解決策を含め、これからじっくり説明しましょう。

理由と解決策1.努力の方向性がずれている

僕の友人大堀くんのケースで紹介した理由ですね。

正しい努力と正しくない努力というのが、世の中にはあります。僕が思うに、自己分析を怠った努力は正しくない努力になりがちです。大堀くんのケースがまさにそうでしたよね。

どうして努力するのかを考えると、わかりやすいと思います。努力をする理由は、自分の仕事をよりよくしたいからですよね。営業職が努力するのは成績向上のため、システム屋が努力するのはより良いシステムをより効率よく作るため。

自分自身をより良くするための行動を、自己分析を怠った状態で行うと失敗するのは当然です。

方向性がずれているかどうかを確かめる方法と、方向性をただす方法はどちらも一緒で「自己分析を徹底すること」だと思います。自分だけではわからないこともあるので、人の力を借りると、より効果的になりますよ。

自己分析したうえで、どのようにすればいいか考えるんだ!

理由と解決策2.職場に原因がある

  • 年功序列すぎる職場
  • 風通しが悪い職場
  • 残業する人こそ偉いという価値観の職場
  • あなたを嫌っている職場

以上のうちどれかひとつ以上に当てはまる人は、職場が原因で努力が報われない可能性が高いです。

ただ、努力が報われないと言っても「成果が出ない」ということではなくて、「待遇が上がらない」という意味でですけどね。

年功序列が蔓延っている職場では、どれだけ努力しようと待遇は変わりません。年功序列の職場においては努力よりも勤続年数こそが、最も重視すべき評価基準ということになっていますから。

また、意見が言いにくい職場も努力が報われにくいです。そもそもそういう職場で個人が努力するという可能性自体、潰されていることが多いですからね。意見が言えない=努力しようとも形にできないということで…。

待遇という意味においても、成果という意味においても、報われない職場だ。

残業することこそ偉いというのも、努力して努力して効率を上げても報われない…。

あなたを嫌っている職場においては、努力の芽をつぶされることもあるし努力して結果を出そうと評価されません。

解決策は、転職するしかない。

理由と解決策3.今の仕事が自分に合っていない/向いてない

向いてない仕事をしても、報われないのは当然だと思います。

向いてないことでも努力をすれば何とかなると思っている人は多いだろうけど、僕はそう思いません。

人にはどうしても向き不向きというものがあり、向いてないことに努力したとしても常人よりも抜きんでることはできないのではないでしょうか?

逆に、向いてることに努力を注ぎ込めば…常人より頭ひとつも二つも抜きんでることができると思います。

解決策は、向いてる仕事を探して転職することです。

向いてる仕事を探すためには、まず自己分析から始めましょう。

最初に、自分の性格・能力・スキル・感じ方を洗い出します。転職エージェントを利用して、洗い出した結果を伝えてみてください。そうしたら、キャリアアドバイザーが「こういう仕事が向いてるのではないか」と教えてくれます。

世の中には仕事がたくさんありすぎて、自分ひとりで向いてる仕事に出会うのは難しいです。

また、せっかく転職するんだから向いてるだけじゃなくて、努力しやすいように「興味がある仕事」という条件も追加しておきましょう。紹介してくれた仕事の中から興味がある仕事をピックアップすると良いと思います。

まず興味がある仕事を自分の力で探しておいて、その中から向いてる仕事を探すという方法もありますね。

仕事が報われないときには、少し深呼吸してみよう

仕事が報われないときには、報われない理由3つのうちどれに当てはまるのかを考えてみてください。そのうえで自己分析や職場の分析などを行い、適切な解決策を講じましょう。

とりあえず今は、少し深呼吸をして心に余裕を与えることが大事です。

また、最後にこれだけは言わせてください。

報われない努力にも、価値はあります。

たくさんの努力をした経験は、今後の人生においてあなたを励ましてくれるでしょう。今後何かの壁にあたったとき、努力をしてきた自分が「がんばれ!」とエールを送る。

まずは自分自身を認めてあげて、ゆっくりと解決に向けて動き出そう!