旅行が好きだ。旅行の計画が好きだ。そういう自分の性分を自覚したとき、旅行業界への転職に興味が出てくる人は多いと思います。旅行会社や旅行代理店に転職してみようかな? と。

中には漠然と「旅行業界の仕事面白そうだなあ」と興味を持つ人もいるでしょうけどね。

「世界があと1か月で終わります」と言われれば、誰にも構わず世界旅行をするだろうというくらい旅行好きな僕も、旅行業界の仕事に興味があります。

自らの興味のままに調べた情報をもとにして、旅行業界への転職に興味がある未経験の人が知っておくべき全知識をバターのように濃厚にギュッと詰め込みました。

旅行業界の区別と仕事内容、年収の話

旅行業界には法律に基づく区別があります。「旅行会社」「旅行代理店」の違いから、旅行業界で働く人々の仕事内容と年収まで…これを見れば旅行業界のことが丸ッとわかるように総合的に見ていきましょう。

1.旅行会社と旅行代理店の違い

旅行業法だと、「旅行業」「旅行業者代理業」の二つが定義づけられています。

旅行業には一種・二種・三種とまた細かい区分があるんです。

  • 一種…国内外の募集・受注型企画旅行や手配旅行などを行う
  • 二種…国内に限定して募集型企画旅行を行い、国内外の受注型企画旅行・手配旅行を行う
  • 三種…国内外の受注型企画旅行をメインに手配旅行を行う

旅行者代理業は、旅行業者の旅行商品を代理販売する業種です。旅行の企画や業務としての旅行相談などはできません。

旅行会社と言えば前者の「旅行業」を指し、旅行者代理業は「旅行代理店」を指します。

2.旅行業界の仕事と年収まとめ

  • 企画(プランナー)
  • 法人営業
  • カウンター営業
  • ツアーコンダクター(添乗員・ガイドなど)

旅行業界の職種のうち、旅行業界らしい仕事をまとめてみました。

企画の仕事は旅行会社に勤務して、パッケージ旅行・ツアー旅行の企画をすることです。旅行の目的や行き先を決めて滞在ホテルを選び、どの観光スポットをどのように回るのかを計画します。

「旅行は計画が本番だ」という人には向いている仕事です。

旅行業界における営業というのは、主に学校や官公庁などを相手にします。「修学旅行の企画しませんか」「旅行企画して観光客を呼び寄せませんか」といった具合です。

また、企業に対して「キャラクターのコラボ旅行やりませんか」「社員旅行の企画やガイドをうちにやらせてもらえませんか」などと持ち掛けることもあります。

カウンター営業は主に旅行代理店の受付の仕事です。

ツアーコンダクターは旅行に同行し、観光地の案内をしたりバス車内を盛り上げたりします。旅行業界において華がある仕事のように考えられることが多いです。

旅行業界は平均年収が標準よりやや高めで、500万円程度となっています。特に旅行会社は平均年収が高めです。反対に旅行代理店は平均年収がやや低めとなっていますが、カウンター営業の場合はノルマをコンスタントにこなせば高年収を得ることもできるようになります。

旅行業界に転職するなら知らないと損するポイント

旅行業界の仕事について詳しくも簡単に説明してきましたが、それだけで転職するかどうかを判断してはいけません。転職する判断をするときにも、実際に旅行業界へ未経験転職するときにも、これから語ることを知らないと…損しますよ。

1.旅行業界の今後に注目してみた! 消滅するのか?

旅行業界は、減衰していると言われています。

実際に中小の旅行会社が減少傾向にあり、業界全体においては利益が半減しているという話すらも報じられているんです。中小旅行会社の突然死というと、一時期世間をにぎわせたある会社が浮かびますよね。

突然の業務停止となる旅行会社は今後も、生まれていくでしょう。

旅行会社と旅行代理店はどんどん淘汰されていき、大手だけが残る状況になりかねません。

以上のような現状の背景には、格安化への動きやインターネットの普及などによる旅行商品販売の多様化があるのではないでしょうか。

旅行会社だけでなく、宿泊・航空関係の企業や機関が独自に面白い商品を販売するようになり、それに対抗できない会社の経営が悪くなっていく。

宿泊・航空関係が直接旅行商品を販売するとなると、間にさまざまな人や機関を挟まない分安く販売できるようになります。旅行会社も格安化を図るようになるわけですが、そうなると利益を出すのが難しくなるわけです。

結果、この現状。

旅行会社の存在意義が低下しているとも言えますし、実際に不要論を語る人も少なくありません。

しかし、旅行業界が完全消滅することはないと思います。大手はこれからいかにオリジナリティ溢れる商品を作り、それをいかに安く売るかに注力するでしょう。

中小企業は今後も消滅していく。

以上が考えられる旅行業界の今後。

未経験からいきなり大手に転職するのは難しいとしても、中小企業での経験を経てゆくゆくは大手を目指さない限りは将来性が無いのかもしれません。

2.旅行業界の資格をまとめてみた

  • 旅行業務取扱管理者
  • 観光英語検定
  • 通訳案内士
  • 世界遺産検定

旅行業務取扱管理者は、旅行業界唯一の国家資格。必置資格として「営業所にひとりは所持していないといけない資格」のため、旅行会社・旅行代理店ともに需要が高いです。

受験資格の制限はなく、受験料は5,800円と気軽に受けることができます。

試験科目は旅行業法などの法律と、旅行実務に関する知識、旅行業務の取り扱いの実務処理に関することと…。旅行業界で働く上で大事な知識がギュッと詰まっています。

合格基準は60%以上。

未経験から旅行業界に転職してみたいのなら、取得をオススメします。

あとは外国人観光客とのコミュニケーションのために観光英語検定や通訳案内士を必要に応じて取っておくといいだろうし、世界遺産検定があると企画の仕事に就きやすいでしょう。

3.旅行業界に向いてる人の特徴

  • 計画好き
  • コミュ力が高い
  • 柔軟な対応力がある
  • トレンドに敏感
  • 向上心が高い

計画好きな人は企画向き。

人と関わることが多い旅行業界ではコミュ力が必須だし、何が起こるかわからないから柔軟な対応力が必要とされます。特に添乗員・ガイドはその傾向が強いです。

旅行企画にはトレンドをおさえることもかなり重要。面白い企画を立てるために、トレンドに敏感であることが求められます。

観光地に関する知識を学び続ける向上心もまた大事です。

旅行業界への未経験転職は「転職エージェント」を使うのが最強!

旅行業界に未経験転職するときには、大手を狙うのがベスト。

未経験から大手を狙うのが難しいとしても、なるべく大きな中規模の会社を狙う必要があります。そこで実務経験を学びながらゆくゆくは最大手と言われている会社への転職をすることで、将来性を確保することができる!

しかし、未経験から旅行業界に転職してみたいと思っている人にとってそれは簡単なことではありません。

だから、転職エージェントを使いましょう。

全力で、未経験から大きな会社に転職するためのサポートをしてくれます。あなたの適性でどれだけの会社に就けるのか、どの職種が向いているのかも教えてくれるでしょう。

未経験者が旅行業界に転職し、楽しく働くには転職エージェントの存在が必須と言えるのではないでしょうか。