何かを企画する仕事は、とても面白く見えて思わず興味が出てしまいますよねえ。

世の中は誰かの企画であふれている。毎週入れ替わるコンビニ弁当も、何気なく見かける駅の広告も、学生時代の修学旅行すらも誰かの企画だ。ただ、企画する仕事はそれほどあふれていやしない。

企画の仕事への転職に興味がある未経験の人に企画の仕事について説明しながら、決して簡単ではない企画系の仕事への転職をするときに知っておくべきポイントを、紹介したいと思います。

※よくある悩みを知りたい方はこちらの記事もどうぞ →企画職を辞めたい!よくある悩み&転職先の選び方

メーカーだけにこだわるな! 企画する仕事の種類と給料事情

企画する仕事と言えば「メーカー」の商品企画を思い浮かべると思います。食品メーカー・雑貨メーカー・化粧品メーカーなどなど…。ただ、ほかにも企画する仕事があるんです。

メーカーにこだわると自分に合う求人があまり得られないかもしれません。自分に最適な企画系の仕事は何か? 企画する仕事の種類を広く浅く紹介します。

1.企画する仕事の種類をザッとまとめてみた

  • メーカーの商品企画職
  • 広告代理店
  • イベントプランナー
  • クリエイティブディレクター
  • マーケティング職
  • ショッププランナー
  • プロダクトマネージャー
  • 営業企画
  • 経営企画

広告代理店には「広告戦略を企画する」仕事があります。

クライアントの要望に応じた広告を打つのにどんな媒体が最適か、どんなデザインが良いのかなどを考えるわけです。広告代理店は企画する仕事をした後に撮影などもあるため、幅広い仕事をすることになるのが魅力的。

イベントプランナーも「イベントを企画する」仕事ですね。

自社で全くの白紙状態から企画することもありますし、企業と連携してイベントを企画することもあります。会社によって取り扱うイベントに傾向があるため、会社選びをすることで自分自身も楽しめる企画ができるでしょう。

マーケティング職は、「市場を調査して分析する」仕事です。

企画の仕事には調査が必要不可欠となります。消費者データを集めて調査分析をしたうえで、「こういう商品が良いのではないか」という企画決定の参考にするわけです。

ショッププランナーは、「客の購買意欲向上・来客数増加などの観点から店づくりに関わる企画設計者」と言えます。

プロダクトマネージャーは、「特定のある商品の市場調査・生産計画や販売計画・クオリティ向上」などに関わる責任者のことです。

「この商品はニーズが高いから量産化するぞ!」とか「新しい味を出すぞ!」とか、そういうことを企画する仕事と言えます。

営業企画は、販売戦略を立てる仕事です。

経営企画は、企業の経営戦略に基づいた計画の立案や経営資源の配分などを行います。

2.企画職の年収は高い

企画職の平均年収は、500万円前後と全職の平均よりも高い水準となっています。商品企画と広告代理店のような宣伝企画は給与水準が似通っていて、営業企画はやや高めの550万円前後が平均的です。

企画する仕事はそれがどんなものであれ、企業活動の根幹にかかわります。

企画する仕事を経て商品を作るわけだし、企画する仕事を経て経営をしていくわけです。責任重大な上流工程と言えるため、年収水準が高めになっているのではないでしょうか。

知らんと危険!【企画の仕事への未経験転職3個のポイント】

化粧品・雑貨・食品などの商品企画の会社、広告代理店、イベント会社などなど…。さまざまな業界に存在する企画する仕事。未経験から転職するときの全業界・全職種に共通するポイントを、紹介したいと思います。これを知らんと危険やで!(謎関西弁)

1.企画に向いてる人は視野をグワッと広げられる人

企画する仕事に向いてる人の条件。

  • 視野をグワッと広げられる人
  • 好奇心旺盛で偏見がない人
  • 当たり前なことに疑問を持つ人
  • キャッチコピー力・プレゼン力のある人
  • 変化を恐れず楽しむ人
  • 根気がある人
  • コミュニケーション能力が高い人

視野を広げられるというのは、企画する仕事に最も大事な素質です。

好奇心旺盛で偏見がなく、広い視野を持つことにより想像の根を深く広く張って「発想」を自分の脳に吸収できるようになります。

もっと良いのは世の中で「普通」「当たり前」と言われている事実にも、疑問を持てることです。たとえば「空は青いのか?」「(緑豊かな木々を見て)これは本当に緑なのか?」などなど。

文字にするとバカみたいだと思うかもしれませんが、それは多角的に物事を見ることができるということです。

また、そういった疑問はキャッチコピー力にも繋がります。

企画の説明をする際、コピー力が高い人は採用度が高い! それだけ人の心に残りますからね。

良い企画を立てることができても、それが人の心に響かなければ意味がありません。キャッチコピー力を含めた「プレゼン力」が大事です。

企画するときに大切になる消費者の需要や社会的状況は、刻一刻と変わります。それにより企画にも変化を加えないといけないことが多く、変化を恐れることなく、むしろ楽しめるという素質が必要とされるんです。

コミュ力は…言わずもがな。

2.好きこそ企画上手なれ

業界を選ぶときには自分が興味を持てる業界、好きなものを扱う業界にしよう!

自分が好きなことに対しては、アンテナを広げられるという人が多いと思います。先ほど紹介した「企画する仕事に向いてる人の条件」に当てはまらない人だとしても、企画の仕事に適応することができるのではないでしょうか。

また、企画は「誰かの好き・推し」を刺激する仕事です。

自分が好きな業界のほうが、誰かの好きや推しを心地よく刺激することができるでしょう。企画職に未経験者が転職するときには、好きな業界が向いてる業界になるんです。

3.企画を学べる資格を見てみよう

  • 商品プランナー
  • 商品開発士
  • 商品開発コーディネーター

企画の中でも商品企画に直接活かせる資格ですが、サービスの企画や宣伝企画などにも知識を応用することができます。企画の仕事の基本を学びながら実務に活かすことができ、未経験転職も楽になるわけです。

商品プランナーは資格認定研修を受けてから小試験を行うことで、認定を得られます。受講資格は特に制限がなく、誰でも申し込みできるので研修・試験のスケジュールが遠くない人は転職前に取得しておくと良いでしょう。

また、上記の資格以外にも「転職する業界に関係する資格」を取ることで、転職は有利になります。

企画は未経験OK! だけど転職は厳しい…どうする!?

企画する仕事は未経験OKとしている求人も中にはありますが、転職は結構厳しいです。

企画に向いてる人の条件に当てはまる人も、資格を持っている人も、その業界の経験者だとしても企画への未経験転職は甘くありません。業界経験者や業界の営業経験者はかなり有利ではあるものの、そもそも求人自体が多くないんですよね。

狭き門です。

少しでも多くの求人を得て、少しでも転職を有利にして、転職を成功させるために…。

転職エージェントを使いましょう!

「そもそもまだ転職するかわからない」という状態だとしても、転職の決断をするための相談ができるため転職エージェントはオススメ。

たくさんの求人を見て、相談をして、質問もして…。

じっくりと企画職への未経験転職を考えてみましょう。