持病があると、働きづらいことがありますよね。

どんな病気を持っている人でも働きやすい世の中に…というのが理想だけど、現実にはそういうわけにはいきません。

持病が原因で仕事を辞めたいと思うあなたは、持病と仕事・会社との相性が悪いと感じているのではないでしょうか。

そんな持病のために仕事が辛いという人が、自分に合う仕事や会社と出会えることを願い、僕からいくつかのアドバイスをしたいと思います。

持病と相性が悪い仕事・会社を続けるリスク

持病とはうまく付き合っていかないといけませんし、その覚悟を決めている人は多いはずです。

持病と共に生きるということは無理して生きるということではなく、症状を抑えたり治したりすることを考えて生きることだと思います。

持病と相性が悪い仕事や会社に勤め、無理して生きているとさまざまなリスクがあるんです。

まず、持病と相性が悪い仕事や会社ではパフォーマンスが極端に低下するので、普通の人に比べて成長が遅くなったり、成果が出せなくなったり、昇進にも響くようになります。

また、病気を悪化させてしまい、身体や精神を取り返しがつかないレベルにまで破壊してしまうことも考えられます。

たとえば、ヘルニア持ちは合併症を引き起こして歩行困難になる可能性もあるし、パニック障害の人は発作を恐怖に思うあまり「うつ病」など他の精神病を引き起こす可能性もあるんです。

とにかく、転職は早いに越したことはないということです。

まだ少し余裕がある人は、現状に気を配り悪化しないようにしながら、転職活動を始めてみましょう。

自分自身で「余裕が無い」と思えるほどに緊急度が高い人は、退職や休職をしてから転職活動を始めてください。

仕事のために持病が辛い、持病のために仕事を辞めたいという自覚があるのなら、自分自身のこれからの人生のために仕事を辞める決断が「今」必要とされているんです。

どんな持病にも相性が良い仕事・会社が必ずある!

持病と相性が悪い仕事や会社で働き続けると危険だという話をしましたが、逆に相性が良い仕事や会社でなら安心して生きられますよね。大丈夫、そんな仕事や会社は、どんな病気を持つ人にもあります。その例を簡潔に紹介しましょう。

腰痛・ヘルニアの人へ

腰痛・ヘルニア持ちの人は、腰への負担を減らすことで問題が解決します。

腰に負担がなるべくかからないようにするには、「座りっぱなし」「立ちっぱなし」を解消することが大切です。座ることも立つこともある営業職のような仕事を探すと良いでしょう。それだけでなく、会社にエレベーターがあるとなお良しです。

パニック障害の人へ

パニック障害の人は、まず自分がどのような状況でパニック発作を起こすのかを自覚することが大事です。そして、その要因となるものを徹底的に取り除いてみてください。

たとえば、通勤電車のストレス・人間関係のストレス・仕事のプレッシャーなどが、パニック発作のきっかけとしてよくあります。それらを取り除ける仕事という前提条件を重視しながら、自分の性格に合う転職先を探しましょう。

過敏性腸症候群の人へ

過敏性腸症候群になると、常に頭に「トイレ」の三文字がこびりつきますよね。長時間電車には乗れないし、自由にトイレに行けない職場では働けないです。まずは電車通勤の時間を減らすことと、事務職など自分のタイミングでトイレに行ける仕事や職場を探しましょう。

そのうえで「過敏性腸症候群の原因」となるストレスを分析し、それを取り除けるような仕事や会社を選ぶことを考えれば、転職により持病を治すことにも繋がります。

ADHDの人へ

ADHDの人は決まりきった仕事をあてがわれ、束縛されるような仕事や会社に向いていない傾向があります。逆に、企画職やクリエイティブな仕事のように「変化」「刺激」「積極的な活動」のある仕事は向いているのではないでしょうか。

また、風通しが良い自由な雰囲気のある会社も合っています。そういうところに転職することで、ADHDの自分を活かしてより自分自身を高く飛躍させられますよ。

アスペルガー症候群の人へ

アスペルガー症候群の人は「好きなことや得意なことに対しては高い集中力を発揮できる」という特性を意識しながら仕事を探していくのがいいでしょう。

さらに、アスペルガー症候群の中にも様々なタイプがあるので、自分のタイプに合わせて転職先を選ぶことができればベターです。

吃音症の人へ

言葉に詰まってしまったり不必要に繰り返してしまったりする吃音症の人には、電話対応がない(少ない)仕事や「ゆったりとした雰囲気」の会社が向いています。

ゆったりした雰囲気があれば、あなたが頑張って言葉を紡ごうとしているのを待ってくれるのではないでしょうか。体育会系でガツガツした人を相手にするときのように、「ハキハキしろ」と言われることは少なくなるはずです。

てんかんの人へ

発作の原因により合う仕事や会社の特徴に違いがありますが、基本的には「交代勤務」「とっさの判断力」が必要とされない仕事が合うのではないでしょうか。たとえば、事務や総務などが当てはまると思います。

あとは、自分の苦手が前面に出過ぎないような仕事を選ぶことも大切ですね。もちろん自分の発作原因を解消する転職先の選び方をすることで、発症をおさえることも可能です。

バセドウ病の人へ

自分自身が感じている重いストレス要因を取り除き、激しい肉体労働を避け、適度に休憩を挟める仕事や会社がバセドウ病の人に向いています。ホルモン値による心身の変化などに対応しやすい仕事ということです。

たとえば、事務職・タクシー運転手などはかなり向いている可能性が高いのではないでしょうか。

喘息の人へ

喘息の人はマスクを手放せないと思うので、営業などの客前に出るような仕事は避けた方が良いと思います。それでいて肉体労働で体を酷使することがない仕事や職場なら、働きやすいでしょう。

事務系の仕事をはじめとした、内勤の仕事であれば大きな問題にならず働けると思います。

アレルギー持ちの人へ

アレルギーを持っている人は、自身のアレルゲンを徹底的に取り除く方向で転職先を探しましょう。

免疫バランスを崩さないために、ストレスが無い職場を選ぶのも大切です。

偏頭痛持ちの人へ

偏頭痛持ちの人は、現在の仕事や職場でどんなことが偏頭痛の誘発要因になっているのかをしっかり考え、その原因を取り除ける転職先を探していきましょう。

また、偏頭痛が起こってしまったときに休憩や対処ができるように、裁量権が大きい仕事を選ぶのもおすすめです。

無理せず転職活動を進めるための方法

仕事内容や勤務形態が持病と合わなかったり、残業が多かったり風通しが悪かったり会社の方針や雰囲気が持病と合わなかったり、仕事を辞めたい理由は人それぞれだと思います。

どういう理由にせよ、自分の人生をより生きやすく豊かにするため、持病に合う仕事や会社を見つける必要がある!

しかし、転職活動が自分の身体や精神を追い詰めてしまっては意味がありません。

無理せず転職活動を進めるため、転職エージェントを使いましょう!

転職エージェントを使うことで、あなたに合う仕事や会社を一緒に考えてくれます。転職活動の方針が決まったあとは、それに沿った求人だけをメールなどでオススメしてくれるんです。

面接の日程調整などのサポートも得られるため、転職活動全体が心身共に楽になります。

また、多くの病気の原因を取り除くには「自分のストレス要因を分析する」「自分の性格に合った職場を探す」など、自己分析が必要です。そこに客観的意見があると、より良く自分自身を把握できるでしょう。そういう面でも転職エージェントは、役に立ちます。

病気を抱えながら仕事をする人にとって、転職エージェントを使って持病に合う仕事や会社に転職することは、絶対に必要なことなのではないでしょうか。