「保険外交員なんて…こりごりだー!」

そんな風に叫びたい思いを抱えている人は、とても多いと思います。保険外交員の仕事は「人を選ぶ仕事」だから…容赦なく人をふるいにかけていくんですよね。

保険外交員を辞めたい人に最初に言っておきたいのは、「気楽に考えていいよ」ということです。

保険外交員を辞めたい気持ちをもっと気楽に捉えて、「ふるいにかけられたのだ」と思うこと。

そのうえで深刻に受け止めることは受け止め、転職という選択肢について考えてみることが大切です。

「保険外交員あるある」を見て思うこと

  • 研修がえげつない割にマニュアルがない
  • 下がり続ける固定給
  • 景品自腹
  • 人の豹変に立ち会う
  • 所長に泣かされる
  • ノルマ未達だとヤ〇ザみたいな詰め方をされる
  • 外交員同士の悪口とうわさ
  • 肉体関係を迫られがち
  • 嫌われ罵られ
  • プライベートがない

保険外交員…えげつないぜ!

まず研修の密度と量がえげつないですよねえ。保険の仕事は学ぶべきことがあまりに多すぎて、膨大な知識量を短期間で詰め込むことになるから…脳パンパンになります。その割にはマニュアルが無く、保険の売り方がわからない!

どないせえっちゅうんじゃ…。

固定給が十数万円貰えるのは最初だけ、どんどん下がり続ける固定給に個人事業主としての重圧を感じます。最終的に数千円単位にまで、固定給下がりますからね。

その状態で「客に渡す景品は自腹だよー」とか、「親類に契約させた保険料を自腹で払う」とかが平気でまかり通るのが保険外交員の恐ろしさ。

恐ろしいのは金だけじゃない。人もですよね。

金が絡んだときの人の豹変ぶりに立ち会うことが、特に損害保険の外交員にはよくあります。生命保険にも少なからず…。

ノルマ未達のために上司から極道屋さんみたいな詰め方をされて、所長に泣かされる。ストレスに脳を焼かれた外交員同士が、いない人の悪口とうわさ話で盛り上がる。客からは嫌われ罵られ…。

生命保険は枕のイメージから男性客に肉体関係を迫られ、やってないのに「枕してる」と噂され…「やってられない」ですよねえ。

しかも、個人事業主という雇用形態からか休日もあくせく走り回らされることもあり、顧客対応は昼も夜も平日も休日も無く存在するためプライベートがありません。

僕はこの保険外交員あるあるを見て思うことがあります。

精神的に危険!

ストレスに脳細胞を支配され、「辛い」「疲れる」と思いながら必死に頑張っても嫌われ罵られ報われず…このままの状態を続けると「うつ病」になりますよ。

保険外交員がただ辛いという人、辞めたいという人は、転職したほうが絶対に良い!

「そう言うけど転職先が…」

不安に思うかもしれませんが、実は保険外交員あるあるに、転職先選びのヒントがあるんです。

保険外交員におすすめな転職先

  • 法人ルート営業
  • 旅行代理店のカウンターセールス
  • 事務系の仕事
  • 公務員
  • コンサル会社

法人ルート営業は、「既に契約済みの法人客を訪問する仕事」です。保険外交員の新規開拓のようにあくせく走り回ることはなく、厳しいノルマがあるわけでもありません。

もちろん目標めいたものは存在するものの、保険外交員と比べれば圧倒的に楽です。新規開拓を行う機会が少なくノルマの存在も薄いため、給料は営業関係の仕事の中でも特に安定しています。

残業が少なく休日も多めで、プライベートの確保もしやすい! 保険外交員あるあるに同意する人にとっては、天職のような仕事です。

また、旅行代理店のカウンターセールスもオススメ。

来た人にのみ営業をかけるため、忙しさのあまりに目が回るようなことはありません。残業することも比較的少なく、自腹するような商品や景品もなく、プライベートも保証されます。

何よりも旅行商品は、人に喜ばれる商品であるということがオススメする理由として大きいです。

以上のような営業関係の仕事は、保険外交員の悩みや退職理由を解消できるだけでなく、その経験やスキルを活かすことができます。

「もっと悩みの解消に力を注ぎたい」ということなら、事務系がオススメです。

事務職は給料が全国・全職平均より高くなることはあまりありませんが、それより大きく落ちるということもありません。

安定している給料を得ながら、ストレスを減らして自分のペースで働くことができます。保険外交員の仕事とはまるで真逆と言っても良いでしょう。プライベートも充実しているためか、事務員はストレスに脳を焼かれていることなく、心穏やかに働いている人が多いです。

男女比によっては女性特有の陰口などが存在する可能性はありますが、そこは会社選びでどうにかできます。

事務職とは逆に「もっと経験を活かす方向に力を入れたい」ということなら、コンサル会社が良いでしょう。

保険の経験自体は活かせませんが、保険外交員の営業経験はかなり活かせます。

顧客の現状・意向などを徹底的にヒアリングして、それに沿うようなアドバイスをするのがコンサルタントの仕事です。保険の仕事に似ている部分がかなりあります。

以上が、僕が思う保険外交員を辞めたい人にオススメの転職先です。

「キャリアは生き方」というスタンスを意識することが大事

保険外交員を辞めたい人へのアドバイスとして、「辞めた方が良い理由」と「転職先」を語ってきました。

その基準としたのが「保険外交員のよくある悩みや退職理由」と、「保険外交員の経験」です。

僕が思うに、キャリアというのは生き方に他なりません。

生き方というのは全てが直接繋がっているわけではなくとも、間接的には繋がっているものです。年を経るごとに増えていく過去の末に現在があり、現在の積み重ねにこそ未来があります。

現在の生き方(キャリア)の中に、今後の生き方(キャリア)を決める要因があるんです。

外交員あるあるとして紹介したのがそのマイナス要因で、転職先紹介で触れた経験がプラス要因ということになります。

それら二つを掛け合わせたり、それらのうちどちらかを優先させたりすることで、自分にとって適切な生き方が決まるんです。

つまり…徹底的に自分を分析することにより、今後のキャリアは自然と決まるということ。

今後の生き方というのはその人のこれまでの生き方の中にしかないもので、逆に言えばその中にこそ自分の進むべき道があるのだから。

「保険外交員を辞めたい」という気持ちはこれまでの経験したマイナス要因によって、自然と結び付けられたものということになります。それに逆らうことでストレスが増え、うつ病になる可能性があるというのもまた自然なことです。

だから、保険外交員を辞めたいと切に願うなら、転職しよう。

転職エージェントを使い、キャリア支援のプロであるアドバイザーに自己分析の手伝いをしてもらうことで今後の生き方を決めましょう。

もし保険外交員を辞めさせてくれないという事情があるのなら、それも含めて相談してみてください。

保険外交員を頑張ってきたあなたがこれから歩むべき道が、そこから見えてきますよ。