大和証券は激務だとか、将来性が危ういのではないかとか、そういう不満と不安を抱いている人はとても多いです。ほかにも、大和証券を辞めたいと考える理由はたくさんあることでしょう。

そこで、openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトを見てみると、そういう社員の不満や大和証券を辞めたい理由などはある程度共通していることがわかったんです。

そのよくある退職理由から、大和証券からの転職戦略を考えてみました。

社内の争いに疑問を抱いた

元々営業職自体が個人戦の意識が高い仕事なんですが、僕が働いている会社は個人戦でありながらも、互いに協力し合うこともあるし、誰がどんな契約を取ってきても関係ないという雰囲気があります。

しかし、大和証券は契約横取りや奪い合いが横行しているというんです。

新規開拓は特に「競合他社だけでなく、社内の人間もライバル」という意識がありますよね。成績が高ければ待遇も高くなり、成績が低ければ待遇が低くなるだけでなく上司に詰められてしまいます。

だからみんな「誰が契約を取った」ということを重視し、大きな契約を横取りしようとしたり、同僚のミスを誘うようなことをしたりするわけです。

会社にとっては、「誰が契約を取った」としても等しく利益となるのに…。社内ではそれでギスギスしてしまう。

それを不毛に感じるのなら、大和証券を辞めたいと思うのは当然です。

個人競争の意識が高いのは、「ノルマが厳しい」「契約を取るのが難しい」「歩合給の割合が大きい」ような会社である傾向があります。

転職エージェントを使い、そういう会社の求人を避けることがまず第一でしょう。ただ、それでも少なからず競争意識はあります。

それが嫌だというのなら、ルート営業一本に絞るしかないのではないでしょうか?

激務&ノルマと罪悪感に押しつぶされる

ひたすらに新規開拓のために電話・飛び込み営業をしたり、ノルマを追いかけるために動き回ったり何かと忙しいんですよね。年収は高いものの、激務になってしまうのはやはり否めません。

また、ノルマがかなり厳しいです。

結局、お客様をただのお金の源のように捉えてしまうようなところが大和証券の営業にはあります。個人向けの営業で提案する商品は需要が低いものも多く、とにかく「大和証券の利益になればいい」というような雰囲気がある。

法人に対してもその企業にとって必要のないものを提案する機会が多く、コンサルタント的な仕事とは言えません。

そういう不要なものを売りつけているという罪悪感にも、押しつぶされてしまいますよね。

肉体的・精神的両面で疲れ果ててしまい、大和証券を辞めたいという人はあまりにも多いです。

まず、営業として罪悪感を抱かないようにするには「需要の高い商品」「自分が自信を持てる商品」を持っている企業に勤めないといけません。需要が無かったり、自信が持てなかったりするものを売るということには「不要なものを売りつけている感覚」が必ず付きまといますから。

そして、忙しさとノルマに関しては業界選びである程度解決できます。

激務であることを残業が多いと置き換え、残業が少ない業界を選ぶことで営業の忙しさが緩和されるのではないでしょうか。参考までにdodaの「残業時間が少ない業種TOP10」を見てみると、メーカーが比較的残業が少ない傾向があることがわかります。

僕もメーカー営業ですが、実際ルート営業が多くてノルマが緩く、残業もそんなに多くはありませんよ。

特に医薬品メーカーは残業が少ないようなので、医薬品メーカーを転職先の候補として選ぶのもアリではないでしょうか。

証券会社全体に未来がないと感じたため

大和証券のというよりも、証券会社全体の将来性を考えたときに退職を検討している人が多いです。

証券会社に未来が無いのではないかと感じる理由は、ネット証券の存在。

現在、証券会社はインターネット証券に押され気味で勢いを失いつつあります。実際、僕の周囲で証券取引をしている人は全員ネット証券です。そもそも、証券取引をしている人自体が少数なんですけどね。

今はネットに慣れ親しんでいない高齢層が残っているため、証券会社の顧客がまだいる状況です。口コミには「高齢層が顧客に多い中、老人をだましているような気分になる」という意見がチラホラ見られるので、実際証券会社を利用するのはネットに慣れていない層なんでしょう。

しかし、今後はネットに慣れ親しんだ層が資産と地位を持つようになります。

いや、もうすでにそうなりつつあるんです。

そうなると100%ネット証券の時代も、そう遠くないうちに訪れる可能性があります。

証券会社による対面営業の限界が近いということです。

将来性に不安を感じ、ほかにも辞めたい理由があるとしたら、転職を躊躇う必要はないと思います。もしも「証券の仕事はしたいけど将来性が…」ということなら、ネット証券会社への華麗なる転身を考えましょう。