コンビニ正社員への転職に興味がある未経験の人にとって、大切なものは何か?

それは「知ること」「学ぶこと」だと思います。未経験でも簡単そうというイメージが先行した状態で転職をすると、大抵は長く続かず辞めてしまうんです。コンビニ店員は来る者を拒まないから入職者が多く、去る者を追うにも拘わらず退職者が多い仕事。

そんな仕事に転職して「成功した」と笑顔で言えるようになるための知識を、転職経験者の僕が授けたいと思います。

コンビニ店員の仕事内容と1日の流れ、給料などをまとめてみた

出勤したら前のスタッフから仕事を引き継がれます。それまでの客の傾向やレジの金額・陳列状態・販促物の売上などなどの情報を引継ぎ、最初に行うのはレジの金額チェックです。レジの金額に問題がなければそのまま商品の陳列チェックや品出しなどを行います。

レジ業務は、全ての業務と並行して行う仕事です。

午前中はホットスナックをたくさん作ることもあります。夕方以降ホットスナックを作る作業はほとんどありません。あとは売れていくのを待つだけです。

商品陳列の整理・品出しなどは2時間から3時間に1度くらいの頻度で行います。

そのため、手が空くことも出てくるのですが、そのときにはPOPを作ったり正社員なら受注業務などを行うのが一般的です。あとは店長と一緒にシフトの管理をしたり、バイトの教育をしたりもします。

1日の勤務が終わるときにまたレジの金額チェックを行い、次のシフトの人に引き継いで退勤。

以上がコンビニ店員の仕事内容と1日の流れです。

基本的な仕事はアルバイトと同じですね。契約社員の場合は管理業務などが少なくなり、ほとんどアルバイトと同列の扱いになるかと思います。正社員の場合は後程詳しく語りますが、バイトより明らかに責任が大きいです。

コンビニ店員の平均年収は300万円前後、社員の手取りにして20万円前後といったところですね。

雇われ店長の給料は売上などにもよりますが、年収300~500万円と幅広いです。FCオーナーの中には500~700万円の年収を得ている人もいます

そんなコンビニ店員に向いているのは、瞬時に頭のスイッチを切り替えられる人です。コンビニの仕事はそれぞれの作業自体は単純なものが多いんですが、たくさんの単純作業を同時に行うのは難しい…。

陳列を行いながらお客さんの動向をチェックしレジにつくなど、現場の状況に応じて切り替えて柔軟に対応できる人が強いのではないでしょうか。

コンビニ店員に転職する前に、知っておくべきポイント3選

コンビニ店員の仕事の流れと給料・適性を説明してきました。未経験者を受け入れている仕事だからこその世知辛い状況もある中、納得いく転職をするためには知っておくべきポイントがいくつかあります。それを簡単かつじっくりと見ていきましょう。

1.コンビニ正社員の将来性について

コンビニ店員として働くことに対して、将来性の面で不安を感じている人もいると思います。世間一般的にもコンビニ店員や正社員の将来性は色々言われていることなので、この点に不安を感じない人は、むしろ危ないです。

僕が思うに、コンビニ店員の将来性は一概に無いとは言えませんし、あるとも言えません。

たとえばコンビニ店員として働く人間がマネジメントを学んで出世してやろうという気概がなければ、将来性は無いと言えるでしょう。一生ただの店員のひとりとして働き続けることになれば、年収も一生250~300万円前後のままです。

逆にコンビニ店員として働きながら貪欲に学習を続けているような人だとどうでしょうか? 怠慢に仕事をする人も多い中で、積極的にいろいろなことを学ぶ人は出世する可能性が高いと考えられます。

店長になることもあるでしょうし、再度転職をしてエリアマネージャー・スーパーバイザーを目指すことにもなるでしょう。

そうなると将来性があると言っても良いくらいになります。

コンビニという業態は今後もなくなるとは考えられませんし、接客を行う仕事なので機械に完全に仕事を取られることもありません。

せいぜい、深夜帯が無人になる程度だと思います。実際トライアルというスーパーが夜間無人になっていますしね。

コンビニ店員という仕事はなくならない…。

無くなるかどうかという要素が無い代わり、将来性を自分自身が左右する!

そういう意識を持って仕事に取り組むことが、コンビニ店員への転職に興味がある未経験の人にとって大切なことではないでしょうか。

ただ、問題なのはキャリアアップの道筋と方法がかなり過酷ということです。

店長くらいであれば案外スムーズにキャリアアップできるケースが多いんですが、マネージャーを目指すとなるとかなり厳しい傾向があります。

コンビニを経営して順調に黒字を出さなければならないし、本部からの指示・指摘などを忠実にこなさなければマネージャーになることはできません。

淡々とノルマをこなし続け、企業に貢献し続けることができる人でなければキャリアアップができないわけです。コンビニ店員という激務を続けながらもそれを達成できる人でなければ、いけません。

そういうことが出来る人以外は、将来性に関しては微妙なところです。

コンビニ店員の仕事を足掛かりとして他の接客の仕事・販売や小売業を目指したり、マネジメントを学んで違う分野に活かしたりといったキャリアプランも考えた方が良いでしょう。

幅広いキャリアプランを立てておくことと、転職後は学び続けること…。それこそがコンビニ店員の将来性になる!

2.正社員は休日が取りづらい

コンビニの正社員は、休日がかなり取りづらいです。

コンビニの店舗には他の正社員はあまりいません。ほとんどがアルバイトの従業員となっているため、バイトのシフトに合わせて正社員が働くという場面が多々あります。シフトの穴埋め要因として駆り出され、希望する休みはなかなか取れません。

友人と遊んだり飲んだりする回数は、これまで以上に激減するでしょう。もちろん恋人ともなかなかデートできなくなります。

恋人も友人もいないよ! という人も、趣味のイベントへの参加が難しくなるんです。そこだけは覚悟しておかないといけません。

3.労働時間にルーズな職場も多い

8時間労働を行うときには、最低でも45分の休憩を挟まないといけません。ただし、正社員となると仕事の量と幅がバイトよりも増えますし、バイトの休憩時に店に出ないといけないこともあり、休憩時間がほぼゼロに等しいことも多いです。

また、そもそも労働時間を守らない職場もあります。

たとえば、バイトの入りが少ない日には残業が多くなるし、深夜にシフトを入れていたバイトがドタキャンすれば正社員がそのまま続投になることもあるんです。先発投手が延長戦まで投げ続けるようなもので…体がボロボロになります。

職場選びが、コンビニ店員の幸福度の明暗を分けると言っても良いでしょう。

求人探しは万全に! 自分に合うところじゃないとしんどいぞ

未経験からコンビニ店員への転職を成功させるには、求人探しが大事です! 個人の意識の問題も多々ありますが、そういう問題を解決して最後に残るのは…職場の問題。労働時間にルーズな職場は避けたいところですよね。

また、最初から店長候補として採用する求人があればそれを選ぶ方がスムーズにキャリアアップできます。

自分が望む求人に出会うには、転職エージェントがオススメです。

キャリアアドバイザーの紹介により、質の高い求人をたくさん得ることができます。そのほかにも、転職に関する相談・面接対策などもしてくれるため、未経験から転職するときには必須のサービスです。

あとは、キャリアを考えることですね。

以上の作業をすることで、未経験だとしてもコンビニ店員に転職して満足に働くことができます!