人工知能(AI)に、ロマンと恐怖を感じる。

ゲーム好きの僕にとってAIはロマンでもありますが、「AI化が進むとなくなる仕事がでてくる」という話には恐怖を感じます。AIに乗っ取られるのとかもゲームや映画の世界だと定番だし、進んだIT技術というのは人間を豊かにすることも不幸にすることもあるのかもしれません。

そんなAI化が進んでこの世からなくなる仕事はどんなものか? を考察してみたいと思います。

人口知能により、安易な就職先の選択肢が消える

今、僕らには安易な選択肢というものがたくさん残されています。

たとえば、営業の外回りとか折衝ごとが辛いから事務職を選ぶとか、特に興味ないけどこの資格取っておけば食えるだろうとか、そういう逃げ道です。僕らには就職先・転職先の逃げ道というのが、実はたくさん用意されています。

しかし、AI化が進むとどうなるでしょうか。

事務処理に関して簡単な部分は人工知能が担うようになり、事務職はデータ入力から解放されます。書類制作も型にはまったものは人工知能が作成できるようになるでしょうから、事務職というのは管理する側の仕事になるのかもしれません。

そういう考えだと、かえって事務職の専門性が高くなるのでしょうね。

逃げ道となっているような仕事が、「楽をしたい」「ショートカットしたい」という考えで就職できるような仕事ではなくなるんだと、僕は思います。

職種自体は残るとしても、安易な就職先の選択肢が消えることで、僕らは逃げの就職を許されなくなるのではないでしょうか。一生懸命働く姿勢が、人工知能が導入されることでかえって求められてくるというわけです。

これまで努力してきた人はAIによって楽になるだろうけど、これまで逃げてきた人はAIによって逆に忙しくなりそうですねえ。

AI化によりなくなる仕事と言われているものの一部を見てみよう

AI化によってなくなる仕事と言われているものは、たいてい誰の意見を見ても似ています。

たとえば、「保険の査定担当」「クレジットアナリスト」「工場の作業員」「レジ係」「不動産ブローカー」などが挙げられることが、多いですね。そう語る人の大抵が、オックスフォード大学の「マイケル・A・オズボーン准教授」による論文を読んだんだと思います。

『雇用の未来――コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文に、人工知能によってなくなる仕事がたくさん挙げられています。

上記のほかだと、たとえばこういうものです。

  • 銀行融資担当
  • コールセンターのオペレーター
  • データ入力
  • 簿記・会計事務
  • 税務申告書の代行
  • カジノディーラー

銀行融資担当とかクレジットアナリストとかが無くなると言われているのは、「信用情報の調査」や「融資の判断」はAIにもできるという理屈ですよね。実際、Aiが貸付の判断をする金融機関があります。

その存在がそれらがなくなる仕事だということを証明していますよね。

データ入力に関しても自動化はできるだろうし、簿記に関しては今も「レシート撮影により自動で帳簿に反映するソフト」があります。

そうでなくても簿記ソフトは優秀になってきていて、知識が無くても資格が無くても触れるようになってきているんです。専門家としての経理事務というのは、無くなるのかもしれません。

その影響を受けて税務申告の代行者も、消えるでしょう。

カジノディーラーに関しては、むしろ機械がやってくれた方が信頼できそうです。あ…でも、AIの設定をいじればカジノ側がイカサマすることも可能なのか。

結局、どういう仕事がなくなるの?

人工知能技術が進むとなくなる仕事と言われているものを見ていると、「個人の感性による判断が不要」な仕事が多いですよね。

たとえば銀行融資担当なんて客観的にデータ・情報から判断する仕事だし、オペレーターもマニュアルに沿った仕事だからAIによる音声対応でも可能じゃないですか。データ入力も実際にあるデータを入力するだけだし、簿記もデータの振り分けと言えます。

個人の感性が要らないどころか、それが邪魔になる仕事とも言い換えられますよね。

そういう仕事はAIに任せたほうがむしろ、好都合というわけです。AI化によって消える仕事の最たる例なのではないでしょうか。

今後も生き残るために、僕らは自分自身の感性が必要とされる仕事を選ばないといけないのかもしれませんね。

最後に:AI化によって仕事が減る前兆を紹介

AIが仕事を奪うなんて、まだまだ先の話。

そう思いますよね?

甘い! 甘いですよー!

賃貸を探すときとか、何かの業者を探すときとか、サイトの右端に「チャット」が出てくること最近多くないですか? 「こんにちは! お困りのことがあれば…」みたいな文章が書かれてて、質問を打ち込むとほとんどラグなしでかえってくるチャットサービス…。

あれは、AIによるチャットボットですよね。

特に不動産などを中心としてチャットボットサービスが広がっています。これは、今まで営業職が担っていた「物件と客とのマッチング」を、AIが行っているということです。言わば、AIによって営業の仕事の一部が減っている状態ということになります。


これがさらに進むと、不動産の営業職にマッチングの仕事は不要となるわけです。

AI化によって仕事が減る前兆というのは、実は結構あります。先ほど少し述べた「AIによる貸付の判断」もその例と言えるでしょうし、大手消費者金融も独自の判断基準や信用情報によって瞬時に融資可不可の判断をしているわけです。

本当に一瞬で結果がかえってくるようなところは、十中八九AIに任せています。

以上、目の前に迫った、すぐそこにある将来の話でした。